成功はアート、失敗はサイエンス
- 更新日
- 2020.8.5(水) 14:10
- (投稿日 2019.11.14(木))
こんにちは。
このコトバは、メガネのOWNDAYS の田中修治社長のFacebookに書かれていた一言。
「成功の条件?そんなもんねーよ、『成功はアート、
失敗はサイエンス』。
成功したけりゃまずは失敗しないようにすることだ」
彼流の言い方ですが、もの凄くカッコよく、的を付いていますよね。
しびれます!!(笑)
随分以前に会った時も、田中社長からこんな話を聴きました。
「成功の原因は無限にあるが、失敗の原因は限られている。
だから、俺は徹底して失敗した経営から学び、
その時に書いたブログです。2016年7月 もう3年以上前なるんですね。
奥ノ谷塾第2回目のゲスト講師としてお話を聴いた時でした。
自分たちが思っている以上に世の中の変化のスピードは早いですよ。
そのブログの中でも、 私はこう書きました。
野球の野村元監督の名言があります。
「勝ちに偶然あり、負けに偶然無し。」
偶然勝つことはあるけれど、偶然負けることはない。
と言う意味です。
田中社長の座右の銘かも知れませんね。
ビジネスの成功要因は数えられないくらい多いけれど、失敗(倒産)の原因は
決まっている。
負けの原因をみて、そうならないように一つずつ丁寧に向き合い、潰していく。
「人」に置き換えても、スタッフが会社にいる理由はたくさんあるけれど、
辞める理由は、多くはない。と言われました。
<続きはブログで ⇩ >
自分たちが思っている以上に世の中の変化のスピードは早いですよ。
11月13日の朝の二条先生のメルマガでも、このように書かれています。
【成功事例が好きな人,失敗事例が好きな人】
世の経営者を大きく2つに分けると,
「成功事例が好きな人」と
「失敗事例が好きな人」に分かれると私は思います。かつて二代目社長の時,私は成功事例が大好きな社長でした。
成功している社長の講演会を聞きに行き,成功している社長の本を読みあさっていました。
成功している社長が好きなこと,興味あること,取り組んでいることも真似してみました。
言うことも同じことを意識し,成功している社長みたいになろう!
そんなふうに思って毎日を過ぎしていました。しかし,あるとき,気づきました。
成功している社長の真似をしても,成功する社長にはなれないことを,です。 そんなの当たり前だよ皆さんは思うでしょう。
しかし,いきなり社長になってしまう後継者は,とにかくロールモデル(お手本)がありません。
何をどうしていいか?わからないのです。
だから,とりあえず成功している社長のことを知り,成功している社長をロールモデルにして経営をしてしまいがちなの です。
そして,あるとき,気づきます。
成功事例ばかり勉強していても,自分の経営には活かせないことを,です。 経営は,社長の性格が色濃く反映する営みです。
成功している社長はその性格だからうまくいっているのです。
違う性格である私たちが真似てもうまくいくわけはありません。
ましてや成功は,時の運や偶然が重なって為し得ていくところもあります。
成功は,なぜ成功したのか?よくわからない。それが成功の本質です。 世の中には失敗事例が好きな人がいます。
どうして失敗したのか?何かが不足していたのか?何が間違っていたのか? どうすれば未然に失敗を防ぐことができたのか?
経営の失敗事例には,必ず失敗を引き起こした原因があります。
その原因が何かを知り,自分の経営においてその原因を発生させないようにすれば, 経営はうまくいくはずです。
経営においても失敗は科学することが可能であり,同じ失敗をしないように防ぐことができるのです。 失敗事例が好きな人は,経営の本質をよく知っている人です。
だからこそ失敗事例を知り,自分の襟を正して経営をしていこうとしているのです。
経営に対して誠実であり,深い洞察がそこにはあります。
成功事例が好きな人は,いつでもどこでも表層的であり,いつもふわふわ落ち着きがなく, 物事全てにおいて深く読み解いていく力がありません。 成功事例ばかりに囚われていませんか?
成功事例が好きな社長は,経営者としては半人前以下と知らなければいけません。
成功する経営ではなく,失敗しない経営。
それこそが,私たちが求めていく経営の姿ではないでしょうか。社長・後継者 応援メールマガジン【社長の掟!-今日の教訓-】
二条彪 著 第3151号 19.11.13
発行:(株)国際後継者フォーラム
このメルマガでも、経営においても失敗は科学することが可能であり,
と、書かれています。
つまりね。
上手くいくことは、
だから、成功に一喜一憂、驕り慢心にならないことが大事なんです。
それに、ずっと続く成功の法則なんて言うものは無く、それにそうそう長くは続かない。
だから次々、次の一手を創っていく。
いつになったら安堵する日が来るのか、、、いや、来ませんよね。(笑)
それを楽しんでいくことです。
社内で、「失敗や上手くいかなかったことの検証はしているけど、上手くいったことの検証も必要では?」との声も上がります。
でも、上記の理由を考えると、やはりしっかり分析するのは、
上手くいったことの分析は、更に
上手くいったこと、いっていることは、それが陰ってくる時や、
ただただひたすら続けることだと思います。
私たちは65年に渡り、
でも、私は振り返るに、私たちは、小さな失敗も含めて、
もっともっと失敗を「科学」しないといけないですね。