新しいことをやることへのアレルギーをなくす
- 更新日
- 2019.9.16(月) 20:16
- (投稿日 2019.9.16(月))
こんにちは。
「あれっ!? 展示会?」
「そうです。『イトマ』です。「60ろくまる」の糸、売ってきます!」
「そ、そうなんだ(笑)。」
金曜日の朝、私とスタッフとの会話です。
『イトマ』!?(笑)
糸マーケットです。
「毛糸だま」と言う大人気の手芸雑誌を発行する、日本ヴォーグ社が開いた毛糸、編み物キット・ワークショップなど盛りだくさんのイベント。
ここで、私たちの手芸糸ブランド「60ろくまる」の糸を販売します。
「60ろくまる」は4年前の、会社60周年の時に作った手芸糸のブランドです。
そう、私シャチョーは、正直ちゃんと把握していなかった。ゴメンナサイ。
金曜日、同日に開催していたのは、これも私たちのヨガウェアのブランド、Lineriasの展示会。
渋谷のベルサールで開催していた、JumbleTokyoと言う合同展示会への出展でした。
13日の金曜日は、「ろくまる」の搬入と「Linerias」の搬出、バタバタとした1日でした。
今期は、1年で23回も展示会をやる。
23回ですよ!!(笑)
回数聞くだけで、ふ〜〜となりますが、スタッフは頑張ってやり切ってくれています。
パリ、フィレンツェ、東京、大阪、新潟、山形。
2010年までは1回あるかないか、2011年2回、2012年4回、、、
展示会は、東日本大震災の時から始まりました。
自分たちから前に行かなきゃ。
明るく行かなきゃ。
そう決めました。
そうしたら、年々どんどん加速度がついて回数が増えていきました。
展示会はそんな目的です。
新しいことを始めると、そう、始めるから、まずはタッチポイントが必要です。
費用対効果だけを考えてしまうと、前には進めません。
まずはやってみる。ダメならやめればいい。
「そんな展示会をたくさんやって、スタッフさん、嫌がりませんか?」
よくある質問です。(笑)
どうなんでしょ!?
嫌ですか?! 聞いたこと、ありません。
でも、こんなに展示会をやっているのに、まだ増やそうとするスタッフもいます。(笑)
新しいことは、全てニット関係、ニット関連、アパレル繊維関係。
全く違う他分野ではありません。
と言うことは、何をするにせよ、全て私たちのノウハウとして蓄積されます。
一つ一つのプロジェクトに対して、費用対効果や成功、失敗の結果を求めると出来なくなる。
もちろん会社ですから、予算は立てます。
もちろんダメならやめる時も来ます。
でも、それをやること、それをやったことでの効果は計り知れないものがある。
やったことは、必ず現在会社の中心に行なっていることの糧になる。(そうしないとダメです。)
それを持って、また次の新しいことにチャレンジすることが出来る。
つまりね、、、
その効果は非常に大きい。
少なくとも、私たちの会社にはアレルギーはありません。
新しいことをやらない会社は、何かをやる度に、アレルギー反応を起こします。
今度は何だろう、、、
次は何をやらされるだろうか、、、
人は、変化することが怖いからです。
何もしないでいいなら、その方がラクです。
でも、何でもかんでもやるわけではありません。
特にやめる時は、覚悟が必要だからです。簡単にはやめられない。
だから、まずはやってみる!ですが、始める時も勇気と覚悟が必要です。
新しいことに挑戦するからこそ、新しい出会いがある。
新しいアイデアを出す。 それを探すアンテナを常に貼る。
新しいアイデア出しは楽しい。
そんな考え方を、社長だけでなく会社全体で持ちたいですね。