「集まる」ではなく「集う」会社

こんにちは。

業界最大手の新聞、繊研新聞さんの「TOPに聞く」に出していただきました。

記事の最初に書いてくれているように、1月のPitti Filati への出展が決まった時、

世界に通用する会社、、、そんな会社にしたいな。 こんな大きな夢を描きました。

そして、この3つのことを目指そう! 思いを言葉にしてスタッフに伝えました。

世界に通用する素材、製品を創る会社
世界に通用する人材を育てる会社
世界中のニットを愛する人たちが集う会社

「集まる」ではなく「集う」会社

中でも3つ目の、

世界中のニットを愛する人たちが集う会社

が一番好きです。

これを考えた時、最初は「世界中のニットを愛する人たちが集まる会社」と書いたんです。
でも何となく違和感があった。

そこで、調べてみると、、、

「集う」は目的や思いが一緒の人たちが集まること

と書いてありました。

そう、私は、私たちに「集って」欲しいんです!!

ニットを愛する人たちが集う、、、

人が集う、、、展示会にもKnitlaboにも、1階の喫茶店ウール倶楽部にも、そこで開催されている編み物教室にも笑顔で集う方たち。

集うのは人だけではありません。

モノも情報も集う、、、私たちニットアドバイザーやヤーンアドバイザーに聞きたい、習いたい、教えて欲しい! ニットのトレンド情報も、世界中の売れているニットも、集ってくる。

そんな会社は楽しいです。
ワクワクしますよね。

ニットを愛する人たち、情報で、共感しあい関係性が生まれて、コミュニティーが出来てくる。

そんなことになったらいいな〜って思うんです。

海外からも「集う」会社へ

私たちは随分前から、メルマガからスタートして、続いてブログを書き、FacebookなどSNSでも発信を続けてきました。

今では、ニットを愛する多くの人たちが、発信を楽しみにしてくれているし、
「集う」会社になりました。
本当にスタッフの皆んなが、長い間毎日毎日やリ続けてくれたお陰です。

次はそれを海外にも向けていきたい。
でもカンタンなことではないと思っています。

ホント、続けること、積み重ねは大変なんですよ〜(笑)
結果がすぐ出なくても続けていくしかないんです。

4年前の思い

4年前の4月10日の「TOPに聞く」に登場したことがあります。

やはり若いな!(笑)

今回の写真ももっと笑えば良かった、、後悔、、、そこ〜〜〜〜〜(笑)

2013年4月10日 繊研新聞

この時に皆んなで目指していたことは、「ニットを作る楽しさを伝えていこう」と言うことでした。

どんどん海外に生産が移っていく中で、デザイナーさんが日本でじっくり好きなニットを作ることが無くなり、売れ筋を追求していく、、、
そうなると、素材や作り方を学ぶ時間も少なくなっていきました。

ニットは洋服の中の位置づけとしては、「アクセサリー」のようなものだと思っています。
だからそこに楽しさがなければ、いい商品は出来ません。

一緒に楽しいニットを作っていきましょう!

そんな思いで、発信をしたり、セミナーを開催したりしていました。

もちろん、今でもその思いは基本にあるし、変わりはありません。

新聞的にはこう言う「思い」よりも、

で、いくら儲かってるの?
で、いくらくらいを目指してるの?

を書かないと、記事にしづらいようで、、、(笑)

でも、私の思いは何らぶれることなく、いつも記者の方にお話することは、

ニットを作る楽しさを伝え続けて、世界中のニットを愛する人たちが集う会社になったらいいな。

そう思っています。

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