異空間で膝をつき合わせた展示会
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こんにちは。
6月、フィレンツェでのファンシーヤーンの展示会、Pitti Filatiに初出展した私たちの糸のブランドが、Monteluce(モンテルーチェ)です。
イタリアを起点に世界に売っていきたい、、、
そんな気持ちをこめて、私たちが作った糸をブランド化しました。
今まで売ってきた糸の中で、特にこだわって創った糸、
日本の技術を駆使した糸、
東京の糸屋さんらしい、私たち独自の糸、
、、、、
モノ創りにこだわり、しっかりブランド化をして、イタリアの展示会でデビューしたんです。
おかげ様で、嬉しい評価をたくさんいただきました。
その時のブログはこれです。
どうやって日本のお客様に、ご披露しようか、、、
展示会やろうか!?
もちろん、普通にどなたにもお見せしますよ。(笑)
でも、そんなことを考えているうちに、9月にはニット製造産地での展示会が始まり、あっと言う間に時が流れ(笑)、、、東京の本社展も間近になってしまった。
ブランド化してきたので、そのブランドイメージや、ブランドを大切にしていきたい、
自分たちがそれを守っていきたい、、、そんな思いもあり、本社展の中で ”Monteluceコーナー” とかは作りたくありませんでした。
そんなことを考えていた時、ある方から、素晴らしい場所をご紹介いただきました。
ここならやってもいいな!
急だったし、その場所も1日しか取れず、、、
しかも、SNSにあげてはならない。場所を宣伝や知らせてはならない、等々
規制があり過ぎて、困りました。
だから、ここはどこだとも言えないんです。
ごめんなさい。
1日だけだったし、ゆっくり1組ずつ観ていただきたかったので、来ていただける方だけにお声がけをして行いました。
展示会で、お客様と一緒に、ニットを楽しみながら観ていただくのもいいし、これも大切なことです。
だけど今回は、私たちも初の試みでした。
じっくり、日本茶とお菓子をいただきながら、、、こんな異空間で、、、
わずか8組だけのお客様でしたが、普段以上にゆっくり深くお話が出来ました。
それに、和室だから膝をつき合わせて、話も弾み、私たちもお客様も満足のいくものでした。
こんな異空間だと、どこか違うところにスイッチが入るようです。
お互いが優雅な気持ちにもなります。 きっと糸や編地も違って見えたことでしょうね。
場所を変える。
普段から離れてみる。
そんなことがとっても大事なんですね。