Central Saint Martinsではニット専門のテキスタイルデザインを専攻し、

家庭用編み機に惹かれてからはStoll社の編み機や横編み機を使って作品制作を行いました。

ロックダウン期間中は、編み機を台所に固定して自主制作をして過ごしていました。

大学卒業後に帰国し、日本のものづくりにもっと深く関わりたいと思い丸安毛糸に入社しました。

丸安毛糸は国内のみならずグローバルな視点でものづくりをしており、常に新しいことにチャレンジできる環境です。色、テキスタイル、空間デザインなど、自分が好きな分野すべてに仕事で関わることができ毎日が刺激的です。

丸安毛糸では素材部の企画として、撚糸や編み立ての現場を視察し、私たちの糸を作る側、使う側双方を考えたコレクションの制作に携わっています。

糸は混率が同じでも、作り方や作る時期によって全く違う素材になるので、本当に興味深いです。

イギリスで学んだ「枠にはまらない視点」「テキスタイルに触れる大切さ」「ものづくりに伴う責任」を常に忘れず、MONTELUCEの糸がより多くのお客様のインスピレーションになるよう日々仕事に励んでいます。