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先輩インタビュー
入社8年目
八木由紀子
中途入社なのですが、アパレルという分野で働いてみたいという思いがあり、前職の和装関係デザインや織物の企画から思い切って転職しました。
また、グラフィックなどの経験を活かして、企画に携わりたいと思い入社しました。
テキスタイル企画やグラフィックデザインなど、得意とすること活かしたいと思い入社しました。
入社してすぐに、ちょうど新しいブランドを立ち上げるという時だったので、ブランディングに携わることができました。
ブランドのコンセプト、名前の案を出し合い、ロゴデザインやDM作成など、イラレやフォトショを使用して作るようなものを作成しました。
先にお話ししたやりたかったグラフィックデザインの仕事もさせていただきながら、配属先の営業が出来るように糸やニットの知識を先輩方に教えていただき、お客様にプレゼンや提案編地を作ったりしました。知識のなさに反省したり、どうしたら糸の良さが伝わるか?など、模索しながら過ごした1年でした。
オリジナルの糸の開発など糸作りに触れることも多くなりました。糸作りの現場に伺って機械や工程を見せていただいたりもしました。
苦労したことは、とにかく糸やニットの経験・知識が乏しかったので、糸の混率・番手や作り(紡績・撚糸など)、同業他社が得意とする糸など覚えるのが大変でした。
知識がない中、その魅力をお客様に伝えるのはとても悩みました。
良かったことは、入社してすぐに社内のブランディングに携われたことです。ブランドのコンセプト、名前、ロゴデザインの案から作成までさせて頂きました。
1年目でもやりたい仕事を任せてもらえるチャンスがあり、後押ししてくれる先輩方がいるので有難いです。
1本の糸から色んなテキスタイルが出来ること。また、ニットは伸縮性があって着心地が良く、体に馴染みます。
ニットというと冬のイメージが強い方も多いと思いますが、コットンや麻など薄手の素材もあるので年中楽しめます。
入社8年目
大学でファッションの基礎を学び、織物の工場でテキスタイル(布地)の企画デザイン職を経て、丸安毛糸に入社しました。
先日、春夏用の糸を初めて自分で企画しました。軽くて使いやすい清涼感のある糸を作りたかったので、和紙と綿の撚糸(ねんし=糸をより合わせたもの)を考えました。さらに製造工程に一手間加えて独自の作り方をした所、想像していた通りの軽い素材が上がってきて、物作りの醍醐味を感じることができました。
丸安毛糸には糸を作る自社工場がないのですが、撚糸・紡績工場の協力でオリジナルの糸作りが可能になっています。ストレートの糸からファンシーヤーンまで、素材も綿・麻・シルク・ウール・モヘア・ポリエステルなど選ばず作れるので、様々な糸に触れることができます。
社内では編地のテキスタイル企画や、糸の企画、グラフィックデザインなど、得意なスキルを活かせる仕事を任せてもらえるチャンスがあり、サポートしてくれる先輩もいます。
デザイナーさんや工場を中心とした糸作りの現場まで、幅広い分野の専門家と仕事ができるので、ファッションが好きでものづくりを深めたい私にとって、最高の環境であり、毎日が刺激的です。