どんな人でも育つ
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こんにちは。
2018年最初の奥ノ谷塾は、超スペシャルな講師。
ビリギャルは、テレビや飛行機の中でも3、4回観ています。
飛行機の中の映画としては定番化されていて、お父さん、ビジネスマンからもかなり人気があるそうです。
映画「ビリギャル」
観客数220万人突破、興行収入28億円突破。
中国でも公開後、日本映画の過去最高記録を更新。
さて、坪田さんの講演、
いつもは、1000人から2000人の前で、1時間半の講演。
しかし今回の奥ノ谷塾では、
塾生たった10人の前で、ほぼ3時間の講演に加えて懇親会のお寿司やさんでも2時間!!
もう特別過ぎちゃって、2度とないでしょうね。
これも、もちろん短パン社長の繋がりで実現しました。
凄いでしょ〜〜〜(笑)
私たち10人は全員経営者。(奥ノ谷塾は会社経営者限定です。)
社員教育に関しては、皆んなそれぞれの方法で行っていますが、常にテーマとして上がることです。
今までも奥ノ谷塾では、Dr.ストレッチを運営するFUBICさんの社内向けの基礎研修に、1日参加させていただいたりもしてきました。
坪田さんは親であり、さやかちゃんを慶応大学に合格させて塾の先生であり、また塾の経営者でもあります。
坪田さんのお話は、
お話は「ビリギャル」の映画そのもの。(まだ観ていない方は是非観て下さいね。)
実話だからこそ、説得力があります。
何故、あのようにさやかちゃんに関わったのか、指導したのか、導いてきたのか、、、
その何故に答えるようなお話でした。
さやかちゃんを導いたように、坪田塾ではそのような指導が出来る先生を育て、その先生が
生徒に教えます。
「悪い社員なんていない。悪い指導者がいるだけだ。」
勉強の教育現場も会社の社員教育も、「教える」「導く」ことは何もかわらない。
また家族間、親子間でもそれは共通すると言うことですね。
どんな人でも、誰でも育てられるし、育つ。そう断言しています。
地頭がいい、才能がある、あの親は東大だから、、、先天的のように思われがちですが、
それはすべてその人の「結果」を見て、そう判断していることに過ぎない。
だから、「過去」は今の評価ですべてが変わります。
逆にどんなに素晴らしい評価があった人でも、何か事件を起こした瞬間、すべてが書き換えられてしまうように、、、
あの人は「素直」じゃない、、、だから覚えないし吸収しないんだ。
そんな会話もよくあることです。
でも、その人は誰に対しても素直ではないわけではありません。
誰の前で素直になるのか、、、
それは、自分を理解してくれる人。
人は自分を理解してくれる人の前では、心を開くし、絶対に素直になります。
だから、、、
「素直になれよ。」 と言う前にその人のことを理解することをした方がいい。
その方法として、「20答法」を例に出してくれました。
認識のギャップを埋めるワークです。
制限時間を決めて、「私は◯◯です。」の◯◯を書けるだけ書く。
身体的特徴でもいいし、性格でも、やりたいことでも何でもいい。
次に、その人のこと「あなたは◯◯です。」を書けるだけ書いて、見せ合う。
そうすると、お互いの認識のギャップが見つかったリ、新しい発見があり、理解が深まるそうです。
「私、慶応に入るから。」
さやかちゃんは、会った人皆んなにそう宣言してまわりました。
そうすると、引くに引けなくなる。
そして、そうなっていく、、、
「引き寄せの法則」ではありません。
直近目標は、出来るだけ低く、小さく。毎日の行動目標でもいいそうです。
ところが、最終目標は、出来るだけ高く、大きく。
坪田さんの最終目標は、「歴史の教科書に載る」です。
中途半端な目標は、ダメだそうです。
人間は元来、脳の作りがネガティブになるように出来ているそう。
だから、誰でもそう考えてしまっても仕方がない。
だから、メンタルトレーニングはやらないといけないそうです。
その一つとして例に出してくれたのが、「リフレーミング」と言う方法です。
どんなものにも、コトにも多面性があります。
例えば会議で、いいことも悪いことも、それに対して多面的な見方を全員でしてみる。
例えば「足が短い」と言うネガティブをリフレーミングすると、「早く動かせば足が早く見える」など、多面的になる。
チームでリフレーミングするクセをつけて、これを3ヶ月続けると営業成績が劇的に良くなるそうです。
(データ的にも証明されています。)
戦略の本当の意味は、「戦わないで勝つ」と言うこと。
それには、お客様、社員のことをどれくらいわかっているか、、、につきます。
100%を目指してはいけない。
成功を目指してはいけない。
毎日1%増えるだけで、1年で37.78倍になる。
30年後は!?
達人、天才はやり続けているだけ。
成功ではなく、成長を目指す
そう前置きされて、私たちは経営者だからと言うことで、最後にこう言われました。
「会社の目的は何??」
坪田塾の先生全員に聞くと、同じ答えをするそうです。
売上を上げることが、会社の目的ではありません。
楽しく職場にすることが、会社の目的ではありません。
何でここで働き、何で利益をあげるのか?
これこそが一番大切なところ。
それぞれの会社、それぞれの「目的」が必ずあります。
教師と生徒の学校や塾での教育、経営者と社員での社員教育も、親と子供の家庭教育も
すべてやり方、考え方は同じなんですね。
理解して導くこと。
ここには書けないお話も沢山あり、素晴らしい時間でした。
塾の先生、ビリギャルの坪田先生は、ほんの一部に過ぎません。
これから多方面でご活躍されることは、間違いないですね。
応援しています。