9.COUNTER CULTURE
反発するファッション
日本は1970年後半から1980年代に掛けてこれまでの海外の模倣から日本独自のファッションがいくつもこの時代を台頭するようになる
カラス族・DCブーム・ボディコン・ニューウェーブ・ピンクハウス風オリーブ少女 など
日本の1980年代に改めて興味を持った私はこの時代の様々を見直すきっかけを持った
その時代のカメラレンズを通した多くのファッションは今の時代には無い 画面の強さを感じた
今と何が違うのか
その時代のファッションだけではなく ポスターや看板
そして人までも この時代を作り上げたものは何故にもこんなに迫力があるのか、、
2021年の今日 世の中は更に変わり多量の情報を誰しもが容易に得ることが出来
また個人の発信もTwitterやYOUTUBEなど 誰もが少しの工夫で多くの人に届けることが出来るようになった
なのにどうだろう
確実に以前より 世の中から個性が減ったように思う
それを感じるのは私だけではないと思う
むしろ共感は多いのではないか
服は自己表現の一部であり、日々服作りに挑戦する私たちにとって
作る事も着飾ることも 全て表現であり、決して日用品であって欲しくない
もっともっと 多様なチャレンジとクリエーションの可能性を生み出す素材をもっと作りたいそう考え手掛けた今シーズンのコレクションです