経営計画は皆んなで作る

こんにちは。

私たちの会社では、経営計画は社員全員で作ります。

こんなことを続けて、10年が経ちました。

「これが来期の計画です。」

上からそう渡されるより、

何故そう言う計画になったのか、
何を皆んなで目指していくのか、
その中で、自分は何をやるのか
、、、

を皆んなが納得感を持って、進んでもらいたいからです。

私と幹部たちで作ったものを、報告、発表した時もありましたが、長時間、大激論の末決めたことや、
決まるまでのプロセスは、どんな凄い熱量で伝えても伝わらないからです。

私たちは、3月末が決算です。つまり、新しい期は4月から始まることになります。

その5ヶ月前の11月初旬に、「キックオフ」と題して、全員で2日間の話し合いを持ちます。

期の途中までの反省も踏まえ、来期を見据えながら、話し合います。

キックオフ2日間の話し合いで大枠は決め、最終的には3月末の「経営計画発表会」までに詳細を詰め、
決定することになります。

今年はコロナで大きく変わりました

3月の経営計画発表会の時から、コロナ禍になりました。

急にこんな時代になったので、何とか今出来ることを粛々とやろう、とにかく手数を打とう、と言い続け皆んなで
11月までやってきました。

4月から週末も関係なく、とにかくずっと皆んなで考え続けました。
皆んなで同じ本を読んで、そこから気がついたアイデアを集めたり、お客様が喜ぶアイデアを出す為の研修を重ね、
先週のキックオフまで、社員の皆さんも相当忙しい中、例年以上に勉強と考える機会があり、様々な角度から、
アイデアを出しました。

もうこれ以上アイデアは出ないと言うくらい絞り尽くした(笑)かもしれません。
だから、過去10年で一番充実し素晴らしいものでした。
そして、社員の皆さんの集中力も凄く、発表時の最後の最後まで新たなアイデアが
出てきたほどです。

最後はここに行きつきます

それは、自分たちのコアバリューです。
私たちが65年やって来たこと、積み重ねて来たことです。

それは誰のためか?
何の為にそれをやるのか?
そして、それをして私たちはどうなりたいのか?

何度も何度も話し合って来ていますが、ここが腑に落ちないといけません。
私たちが、この仕事をする「目的」です。

だから、実行する私たち自身がワクワクするアイデアばかりでした。

成果とは?

成果 = アイデアの数 X 行動の数

足し算ではなく掛け算です。
行動しないとゼロになる。アイデアのない行動もゼロ。
アイデアがあり、行動すれば、それは足し算ではなく掛け算。
積み重ねではなく、倍々になると言う法則です。

だから、私たちは、後は行動するしかありません。

でも残念ながら、全てがうまくはいきません。
コロナの様な、新たな外的要因があるかも知れません。
その時、何を選択し、どう軌道修正していくのか。

諦めることはせず、言い訳をせず、その時にやれる方法を最大限考えることだと思います。

常に「今、私たちは何が出来るか」を考える

来年、続くコロナの影響もあり、まだまだ不安な世の中は続きます。
その中で、色々なことが確実に変化していきます。
私たちはどんな世の中になろうと、慌てることなく、うろたえることなく、いい時も悪い時も、
粛々と決めたことを実行していきます。

 

いつも、ファシリテーターとして、ミーティングを円滑にすすめてくれる、ミーティングコンサルタントの
矢本先生も、私たちのことをブログに書いてくれました。
来期の経営計画を社員全員で創れる会社(丸安毛糸様)

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