幾つになっても子は子
- 更新日
- 2017.6.11(日) 12:10
- (投稿日 2017.6.11(日))
びっくりしました〜〜〜❣️
ニットがpostcardにしているとってもかわいい幼い頃の写真のこと ご両親さまはご存知なくて『えーそうなの〜』ってお二人とも笑ってて(笑)でもね、とっても嬉しそうでしたよ♪ @okazakimaruyasu ニット〜〜♪とっても嬉しそうでしたよー♡ pic.twitter.com/OxrSCb9uPv
— あやこ*米沢牛とお二人専用の温泉旅館の女将 黄木綾子 (@SumireAyatchi) June 9, 2017
何度も自分のことのように、そう報告してくれたのが、「あやっち」こと黄木綾子さん。
「時の宿すみれ」の女将さんです。
昨年12月に日経新聞土曜日版NIKKEIプラス1で大きく紹介された、米沢にある、おふたり様専用の宿、全国NO.1! 10組限定のお宿「時の宿すみれ」。
一度両親を招待したいとずっと思っていて、やっと実現しました!
記念日とかじゃなかったけど、ちょうど母の日と父の日の間でよかったかな。(笑)
で、何がそんなに喜んでくれたかって言うとね、、、
もちろん温泉も、お部屋も、お料理も素晴らしい。
「ゆっくりお宿で過ごしている時間が、とっても嬉しそうでしたよー」
ではなく、あやっちが話をしてくれたのが、
「カードを見たお二人がとっても嬉しそうでしたよー」
だったんです。
はい、それはこの私のPOSTCARDのことなんですよ。
実は、2種類あります。(笑)
生まれた時から、すでに糸屋さんをやっていました。(ちょうど創業10年)
会社の上に住んでいたから、当たり前のように、糸に囲まれた生活でした。
両親が夜遅くまで働いていました。
そんな家だったから、母親が編んだセーターやマフラーは幼い頃からよく着ていました。
、、、
このポストカードを作ったのは10年くらい前かな。
生まれてから今日まで、Love Knit , Love Yarn。
そんな自分のPOSTCARDを作り、メッセージカードとしてもたまに使っているんです。
今回、あやっちに「いろいろありがとう。両親をよろしく!」とメッセージカードとして書いたものから、こんなお話になりました。
10年前にこのカードを作ってから、1度も両親には見せたことがなかった。
特に理由はなかったけど。
それを、あやっちが見せてくれたんです。
何だか嬉しかったな〜。
このカードを見て、両親はどう思ったのかな。
昔を思い出し、
幼い頃の子供たちを思い出し、
会社で苦労したことを思い出し、
こうして無事に継承していることを喜び、
長生きして、旅をしていることを喜ぶ。
、、、
1枚の写真、1枚のポストカードをみて、
自分たちが育ててきたこと、自分たちの思いがちゃんと、伝わっていたこと、
間違えていなかったこと
、、、
そんな思いが、笑顔に変わったのかな?
テレビのない落ち着いたお部屋で、夜どんな話をしたんだろうか?
なかなか普段落ち着かなくて言えないこと、言いそびれていること。
恥ずかしくて面と向かっては言えない、感謝のコトバ。
「旅行に行って来なよ。友人が素晴らしい旅館をやってるから。」
健康面が不安で、海外や飛行機で行く遠出は足が遠のいていました。
米沢は近いし、女将さんに任せれば大丈夫!
特に、何かを言って送り出したわけではありません。
でも、あやっちを通じて、あやっちのおかげで、いろんなことがコトバになり、伝わったように思います。
さらにそれに加えて、あやっちが「ニットのご両親にお会い出来てよかった。」と言ってくれた理由があるのです。
先日初めて知ったんだけど、あやっちと私はかなり似ている立場にいます。
歳は同世代、子供たちも近い歳。
受け継いで、14年。
そして、これから、どう承継していこうか、、、
あやっちのお父様は、他界されているそうですが、私の父親と話をしながら、いろんなことが交差したようです。
継承してから親の苦労を知り、歳を重ねるほどに、親に思いを寄せていく感覚。
親からしたら、53歳のおじさんでも、子は子。
いつも心配をしている。
歳を重ねるほどに、子の幸せを願う。
今回の旅は、「ちょっと旅行して来なよ!」以上に、私も両親も、お世話をしてくれたあやっちにも、何ともとっても暖かく、想い出の旅になりました。
あやっち、ありがとう〜♡
今朝、2人にこの2枚のカードを渡しました。
メッセージ書こうかな、、、と思ったけど、書けませんでした。(笑)
母親は、 「可愛かったよね〜 こんな時があったのよね〜」
父親は、 「よく新宿御苑に連れて行って、写真たくさん撮ったんだよな〜」
3人で大笑いをしました。